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ゴルディロックス効果とは
三つの選択肢があるときに、真ん中のものを選びたくなる気持ちを活用
- 三段階の選択肢があるときに、人は真ん中の選択肢を選びやすい傾向がある
- この傾向は、極端なものを避けたり、妥協したりする心理が働くためと考えられる
- この効果は、マーケティングや経済学、宇宙生物学などの様々な分野で応用される
- この効果の名前は、ゴルディロックスと三匹のくまという童話に由来する
- 日本では、松竹梅の法則とも呼ばれる
事例1 商品やサービスの価格設定
消費者に選択肢を3つ提示し、真ん中の価格のものを売りたいときには、それより安いものと高いものを用意することで、真ん中のものを選ばせる
事例2 メニューやプランの提案
飲食店や旅行会社などでは、メニューやプランを3つ用意し、真ん中のものをおすすめすることで、消費者の注目を集める
事例3 デザインのバランス
色や形、配置などの要素が極端になりすぎると、視覚的に不快や不安を感じる、逆に、平坦すぎると、印象に残らなかったり、興味を引かなかったりする、そのため、デザインの要素を適度に調整する